キャンピングツアー部の歴史

1969年(昭和44年)4月に笹川千尋氏によって当クラブは創設されました。
同月26、27日の奥多摩で行われたキャンプが現在まで40年近く続くキャンツアの歴史の原点であります。

当初、サークル棟階段下のスペースに学生部に内緒で部室を作り、翌年、翌々年には部員の大量獲得に成功。当時部員数は70名近くにもなり、9年目には120人を数える程になったのです。
また大学祭への参加、カヌー製作、オートキャンプなどの新たな活動を始めていき、現在の連絡会や部会のスタイルはこのころ整備されていきました。
創部当時、山岳部やワンダーフォーゲル部、探検部などが存在しましたが、これらのクラブが行っているものは活動の手段としてのキャンプであり、キャンプ自体を目的としているものはありませんでした。
そこで我がキャンピングツアー部は“自然やキャンプの正しい知識を身につける”ということを部則に掲げ、自然を気軽に思いっきり楽しもうという志の下で旗揚げされたのです
現在までの約40年の間に変わったことは、体育会に入ったことと、旧サークル棟の取り壊しに伴い新しくできた文科系サークル会館の2Fに部室を構え直したぐらいで活動自体に大きな変化はありません。
細かく言えば、事故(当クラブとしては大きな事故は無し)が起きて活動内容に制限が加わったことや、部員数の変動によって変わった事は多少あります。
しかし、昭和から平成へと時代が変わった現在でも活動自体が全く変わっていないのは、創部当時の理想が今でも通用する魅力的なものだったからかもしれません。